7/16(木)妊娠10週2日 お昼ご飯 冷凍食品祭り

7/16(木)妊娠10週2日 お昼ご飯 冷凍食品祭り

仕事から帰ってくると、妻は大抵気持ち悪そうにしていた。

その理由は「空腹」。

お腹が減っただけで体調が悪くなってしまうのだから、妻の負担は計り知れない。

しかし、昨晩帰ってきた妻の顔色に曇りはなかった。

日課のように体調を訪ねると、全く問題ないとの返答。

その訳を探ってみると、それは僕にとって非常に喜ばしい事実だった。

 

妻は朝、牛丼をお弁当箱へ詰める際に通常よりご飯を多めにしたらしい。

すると、いつも以上にお腹一杯となったことにより、帰宅時の空腹が軽減したとのこと。

そしてご飯を多めにした理由は「あなたの作った牛丼がとても美味しそうだった」から。

そんなことを言われたら、単細胞おじさんはますます頑張ろうと気合が入る。

料理の師匠とも呼べる妻の嬉しいお言葉と「豚もおだてりゃ木に登る」の精神で、サポートに徹しよう。

ただ、調子に乗りすぎて過剰な大盛りにならないよう注意が必要だ。

 

妻が命名した今日のお弁当は「冷凍食品祭り」である。

妊娠を機にこれからは、冷凍食品の手を借りようと決めた事により生まれたこのお祭り。

昨晩決定した際には、妻は飛び跳ねて喜んでいた。

どうやら前回食べた時の感動が忘れられないようで、また唐揚げたちを食べられることが嬉しくてしょうがない様子だ。

「冷凍食品って凄いね」

そう言ってほほ笑む妻に言いたい。

 

「妻も凄いよ」と。

 

これまで毎日お弁当や料理を作ってきた妻だからこそ、冷凍食品の価値や感動を見いだせるのだ。

日本冷凍食品協会の三浦佳子さんはこうおっしゃっていた。

冷凍食品は「手抜きではなく、手間抜き」と。

千手観音のようにある妻の手を、少しでも抜いてくれる冷凍食品には今回も感謝の一言だ。

 

しかし、僕は今とても後悔している。

昨日夕ご飯に鶏肉を茹でた際、お弁当用に多めに用意した。

そして今朝、実際には入っていたのだが、お弁当をパッと見た時に鶏肉の姿が確認できなかった。

何故そんなことを言ったのか分からないが、僕は冗談で「鶏肉がない…」と落ち込んだふりをした。

 

その言動、冗談にしても、つまらない。本気にしても、くだらない。

そもそもは、妻の負担にならないよう「夕ご飯を多めに作る」と決めたにも関わらず、まさかの強要まがいの発言。

 

醜い自己顕示欲を晒してしまったことを猛省し、その不必要な欲は、心の冷凍庫の奥底でカチカチに固めておこう。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

 

 

・まとめの一言

美味しかった。