6/30(火)お昼ご飯 サンドイッチ

6/30(火)お昼ご飯 サンドイッチ

昨日の二色弁当を食べた僕は、こんな事を書いてた。

「いつもよりもたまごがフワフワのように感じる」

仕事終わりにそれを見た妻から、このような連絡が入った。

 

「たまご、いつもよりフワフワなの気がついたの凄いね!今回はマヨネーズを少し多めにしてみました」

 

こんなに嬉しいことはない。

妻が作ったご飯の違いに気がつけるなんて。

久しぶりに、自分で自分を褒めてあげたい気分だ。

たまご以上にフワフワとした浮遊感に包まれる。

 

僕の舌は、知らぬ内に研ぎ澄まされているのかもしれない。

それはもちろん、妻が毎日愛情を込めて料理してくれているおかげだろう。

このまま妻のご飯を食べ続ければ、舌はさらなる成長を遂げ、その噂を耳にしたミシュランから審査員のオファーが届く日も遠くない。

 

しかし、その時が来ても僕は丁重にお断りするだろう。

返答を聞いたミシュランの重鎮はこう言うに違いない。

「ヘイ、オールドマン!このチャンスをみすみす逃すなんてどうかしてる!世界中の星をその舌で決めることができるんだぞ?考え直せ」

葉巻の灰を落として、僕は答える。

「お生憎様。我が家には、星よりも大きい、太陽のような料理があるもんでね」

ふっと息を吐いて、重鎮は肩をすくめながらこう言った。

「いや、ベテルギウスっていう星の方が太陽の400倍以上も大きいから」 

 

僕は、シュランぷりをした。

星より明るいお昼ご飯が、待っていた。

「星より明るい」といえば、スリーエフのCMを思い出すが、スリーFどころかスリーS(special・success・sugoi)な美味しさを味わう為、まずはたまごサンドに喰らいつく。

 

「うめぇ………」

 

やはりフワフワなたまごが、口の中で踊る。

さながらサタデーナイトフィバーのよう。土曜日まで時間はあるが、今から踊り出すのも悪くはないだろう。

そしてマイルドかつ濃厚な味付けが、満遍なく空腹を満たしてくれる。

たまごサンドがもたらす多幸感たるや、一度体感したならば、もう抜け出せない。

 

申し遅れたが、今食べているたまごサンドは、妻の思いやりから生まれたおまけの一個だ。

その優しさの塊を食べきったところから、再スタート。

トップバッターは、ハムレタストマト。いわゆるHLTサンド。

この三者の相性は、文句なし。

フレッシュな美味しさが青い春のように弾ければ、心も体も若さを取り戻す。

 

そうなれば、怖いものはない。

若武者のようにムシャムシャとサンドイッチを頬張る。

恥も外聞も無く、ひたすらに貪る。

 

外からは雨戸を叩くような強い雨が降っている。

そんな中、一人で食べるサンドイッチ。

次回は、妻と一緒に太陽の下で、この美味しさを味わいたい。

その時は空に、ミシュランのキャラクターのような雲がいないことを切に願う。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。