6/26(金)お昼ご飯 焼きそば

6/26(金)お昼ご飯 焼きそば

妻は今日、会議に向かったのだが、場所が自宅から程近かった為、お昼に一度帰ってくるとのこと。

なんと嬉しいイレギュラー。

 

お昼ご飯を一人で食べるか、二人で食べるか。

この違いは遥かに大きい。

 

妻が作ってくれたお弁当を一人でゆっくり食べるのも乙ではあるが、やはり昨日のように、妻と顔を合わせて食べるご飯には敵わない。

 

さらに今日のメニューは焼きそばだ。

 

こんなチャンス、滅多にない。

汗が滴る真夏日でも、僕の気持ちはへこたれない。

エアコンも扇風機もそよ風にも頼らず、厳しい暑さと寄り添いながら、妻の帰りを待つ。

本日一番の暑さを記録したその時、ドアが開き、焼きそばに続くウィニングロードが照らされていた。

 

太陽、妻、焼きそば。

一足早い夏が、僕の元にやってきた。

ここにビールなんて入れちゃったりしたら、一瞬にして夏の主役に躍り出るが、今の僕にはまだ早い。

身の程をわきまえながら、焼きそばをすする。

 

「うめぇ………」

 

妻も僕も、眉間にしわを寄せて唸る。

焼きそばの美味しさは、大人を二人を黙らせるほどの威力がある。

 

麺に絡んだソースの味が、父親のビンタのように重く深く突き刺さる。

この味は忘れてはいけない。いや、忘れることなどできやしない。

未来永劫、刻まれるであろう美味しさが、 妻と僕の体に行き届く。

 

麺だけでなく、たくさんの豚肉や野菜も、焼きそばには欠かせない。

豚肉、キャベツ、玉ねぎ、人参。

それぞれが持つ独自の甘みが、焼きそばの美味しさに深みを与える。

 

そしてここに紅ショウガ。

妻は「たくさん入れる派」らしいが、僕もそれに則って、たくさん入れてみよう。

すると、たくさんの「うめぇ………」が飛び出す結果に。

 

全てを食べ切った後、妻と僕は暑さも忘れるほど、その美味しさに酔いしれていた。

 

しかし、酔いから醒めると、既に妻の姿はなくなっていた。

あの時間は、暑さが生んだ蜃気楼だったのだろうか。

落胆しながら鏡の前に立つと、思わぬものが、あの幸せな時間を立証してくれた。

 

 

前歯に青海苔すごっ。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。