6/21(日)お昼ご飯 ジャージャー麺

6/21(日)お昼ご飯 ジャージャー麺

いつもより早く起きた朝は。

洗濯も掃除も昨日までに完了しており、朝ご飯を食べた後に妻が洗濯物を畳んでくれたら、いよいよやることがなくなった。

「せっかくだし、映画見ない?」

妻からの素敵な提案に全乗っかりし、二人で鑑賞する映画を選定。

すると、以前から見たいと思っていた作品を発見。

ナイスタイミングね、とばかりに準備を済ませ、あっという間に鑑賞態勢に突入。

 

日曜日の朝。妻と二人で映画鑑賞だなんて、最高の始まりだ。

 

そう思っていた二時間後、僕たちは地獄の空気に包まれた。

その映画は、二人の心を悪い意味でえぐりまくる作品で、鑑賞後は「見なきゃ良かった…」とため息と落胆の声に包まれた。

それだけ心に何かを残す作品は、相応のパワーと魅力があるということなのだろうが、間違いなくビューティフルサンデーに見る作品ではなかった。

 

「…買い物行こっか」

沈黙を破る妻の言葉を受けて、僕はエコバックをポケットに入れた。

 

そんな午前中に輝きを取り戻してくれたのが、ジャージャー麺だ!

妻は以前から「ジャージャー麺、食べたい」と頻りに呟いていた。

そして、今日。スーパーで偶然見つけたジャージャー麺。

妻は拳を突き上げ、歓喜に浸る。

それを見た僕の頬に、一筋の涙が伝う。

 

見事勝ち取ったジャージャー麺を、豪快にすする。

 

「うめぇ………」

 

ひき肉に味噌ベースのタレが染み込み、コシのある生麺に絡みつく。

濃厚ながら、しつこくない。

これはクセになる味だ。

 

さらに、きゅうりとかいわれも援軍として呼び込めば、そのフレッシュな香りが、ジャージャー麺を祭り上げる。

 

ここで妻が嬉しい一言をくれた。

「麺の茹で加減、良いね」

 

麺は僕が担当したが、固い麺が好きな妻に合わせ、説明よりも少し短めに茹で上げた。

その部分が妻に伝わったことが、嬉しくてしょうがない。

豚もおだてりゃ木に登る、の原案と噂される僕からしたら、妻の一言がどれだけ励みになるか。

「麺をちょうど良い加減に茹で続ける」

下半期の目標が、今決まった。

 

午前中の失敗を、すぐさま料理で取り返す。

さすがの一言だ。

 

心には僅かな刺が残っているが、それは水に流そう。

 

ジャージャーと。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。