6/12(金)お昼ご飯 プルコギ

6/12(金)お昼ご飯 プルコギ

昨日、歯医者さんへ足を運んだ結果をお伝えさせてください。

 

一度も「おえおえ」することなく、まさかの完全勝利。

 

勝因は四つある。その内の二つは「天突」と「みぞおち」だ。

歯医者さんへ伺う前、血眼になって探した、嘔吐反射対策。

そこで出てきたのは天突というツボと、みぞおちを押すと、反射が弱まるといった情報。

この二つを提げて戦いに臨み、序盤からその二つを強く押下。

結果、口の中にはたくさんの異物が侵入してきたにも関わらず、嘔吐反射は出ることなく治療は終了。

今まで何度も嘔吐反射に苦しめられてきた僕にとって、この勝利は値千金と呼べる。

 

もう一つの勝因は「スタッフの皆様」だ。

初めてお伺いした時も「すごいおえおえしちゃうんで、ご迷惑おかけするかと思います」と伝えたところ、僕に気を遣いながら優しく治療してくださった。

昨日も、天突とみぞおちを押す僕を見て、「そこ押すと楽になるの?」と気軽にに声をかけてくれ、「あんまり押すと、北斗の拳のケンシロウに秘孔を突かれたみたいになっちゃうよ」と小粋なジョークまで挟んでくれた。

そのおかげで気分は落ち着き、「今日は大丈夫かも」という期待感すら湧いてきた。

嘔吐反射は、精神的な余裕や安らぎが重要らしい。

僕の気持ちを落ち着かせてくれ、慎重に治療してくださった先生やスタッフの皆様は、患者を第一に考えた、「プロフェッショナル」なチームだった。

 

そして最後の勝因は、妻だ。

「歯医者さん、行ってきなさい」という一押しがなければ、今回の感動は生まれなかった。

やはり、妻の存在には感謝せざるを得ない。

 

今日も、万全の心と体で、お昼ご飯を頂こう。

 

快気祝いとばかりに、久しぶりのプルコギが登場。

それはまるで、お誕生日パーティーに現れた、遠くで暮らす旧友のよう。

固い握手を交わして、プルコギを頂く。

 

「美味しい………」

 

牛の破壊力を持ってすれば、僕の胃袋など簡単に突破する。

パンチのある肉々しさが、食欲を掻き立てる。

その扇情的な美味しさはどこまでも僕を追いかけて、掴んだ胃袋と心を離さない。

気がつくと僕は「これ美味しい…」とぶつくさ言いながら食事を進めていた。

 

その声が一段と大きくなったのは、プルコギにかけられたタレが、ご飯に染みていることを舌で感じた時だ。

 

森羅万象、全ての佳処が凝縮されたタレがご飯に馴染み、それをお肉や野菜と一緒に頂けば、「これ本当美味しいなあ!」と声量は上がる。

 

これは美味しいご飯を食べたことによる「美味反射」ではなかろうか。

 

絶品のプルコギを味わったことにより、その味を賞賛する声が止まらない。

声帯は自動的に震え、「美味しい!」という声は漏れ続ける。

しかし、不快感は全くない。

 

これもすべて、妻や歯医者さんのおかげだ。

存分にこの声を漏らし続けようではないか。

 

そう意気込んで立ち上がった僕にストップをかけたのは…。

 

「腰いてぇ…」

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

  

 ・まとめの一言

美味しかった。