5/29(金)お昼ご飯 たまご焼き

5/29(金)お昼ご飯 たまご焼き

久しぶりの出勤日。

外は気持ちの良い快晴。

この空の下を妻と一緒に歩けるとなれば、気持ちはピクニックだ。

そうと決まれば、早々と支度を済ませてドアを開けよう。

しかしここで、暗雲が立ち込める。

ここ二ヶ月弱は在宅勤務だったので、ほぼ部屋着で仕事を行なっていた。
まさか今日も部屋着で出勤する訳にはいかない。

あたし、出勤用のズボン、履けるのかしら。

思わぬ問題に冷や汗が止まらない。

一方妻は「大丈夫でしょ」と涼しい顔をしている。

何故そんなに冷静なのか?
僕の腹回りは確実に成長…。

いや、待てよ。
僕は今、ダイエット中だ。

妻が作るヘルシーかつ美味な料理で、体重はだいぶ絞られてきた。

もしかして妻は、この日を想定してダイエットを推奨してくれていたのか。

だとしたら、僕は自信満々にズボンを履こう。

何の疑いもなく足を通すと、ウエストも無理なく収まってくれた。

感謝を伝えようと妻を見るが、既に歩き出していて背中しか見えない。
しかし、右手の親指はしっかりと天に向かってそびえ立っていた。

お腹周りを気にしながら、午前中を乗り切る。

 

(少し崩れちゃってごめんなさい)

昨晩、久しぶりのお弁当作りに頭を悩ませていた妻。

僕の予想としては「二日連続のガパオキヌア」が来ると睨んでいた。

連続でガパオは来ないだろう、その裏をかいたつもりであったが、妻は一枚上手だった。

たまご焼き。

この見事な采配にはお手上げだ。

白旗を上げながら、たまご焼きを口に運ぶ。

 

「美味しい………」

 

お弁当では食べるけど、家ではあまり食べない美味しいもの。

それこそまさに「たまご焼き」だ。

その懐かしくもあり新鮮な美味しさは、魂が震えたと言っても過言ではない。

出汁の効いた奥ゆかしい味付けがじわりと広がる中、もう一つの仕掛けが作動する。

 

大葉。

 

妻による家庭菜園から生まれた大葉は、たまご焼きの中でその才能を遺憾なく発揮。

香り豊かな風味が、たまご焼きの味わいをより一層高めてくれる。

 

たまご焼き、本当に美味しい。

 

一個食べただけでこの感動だ。

二個三個と食べたらどうなってしまうのか。

気持ちを落ち着かせるためにキヌアをかき込むと、プチプチとした楽しい食感が心をなだめてくれる。

かぼちゃやチーズ、トマトといった面々も同様だ。

 

一旦仕切り直した状態で、改めてたまご焼きを口に運ぶと、先ほど以上の感動が押し寄せてきた。

その様子を見たキヌアたちも、しっかりとスタンバイ。

妻のお弁当は、とても強固なチームワークで僕を喜ばせてくれる。

 

やっぱり、お弁当っていいなあ。

 

と、ここで終わりかと思いきや

手作りデザート登場。

 

やっぱり、妻っていいなあ。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言 

美味しかった。