5/22(金)お昼ご飯 オートミールピザ

5/22(金)お昼ご飯 オートミールピザ

理想の夫とは一体なんぞや。

 

家事を完璧にこなす夫。

誕生日に最高のサプライズを用意する夫。

シンプルにめちゃくちゃカッコいい夫。

 

残念ながら、僕は見事にどれも該当しない。

家事はこなせないし、サプライズもど下手くそだし、五頭身だし。

もっと言えば、朝も弱い。

おいおい勘弁してくれよと言いたくなるようなスペックではあるが、奇跡的にも妻は僕を選んでくれた。

 

その感覚をしっかりと日頃から染み込ませていれば、何も問題はない。

だが、僕という人間はどこまでいっても青二才だ。

 

そこへの感謝と感動すら忘れ、ただただ妻に甘えている。

朝は妻の声で起床し、昼も夜も妻の号令と共にご飯を堪能している。

猪木(アントニオ)が横にいたら、ビンタは一発では済まないだろう。

 

そして今日も、妻の号令の下に、愚夫は集まる。

ダイエット中だけど、ピザ食べたいよね。

そんなワガママな要望ですら、妻は叶えてくれる。

歌にしたらこんな感じだろう。

 

みんなみんなみんな、叶えてくれる、不思議なフライパンで叶えてくれる。

「ダイエット中にピザ 食べたいなあ」

「はい。オートミールピザ」(わさび7:のぶ代3)

 

各方面に感謝しながら口に運ぶ。

 

「美味しい………」

 

ツナとコーンとマヨが、オートミールの生地にしっかりと馴染む。

おそらく上記の三種の具材は、これがオートミールの生地だと気がついていないだろう。

ルパン三世の変装を見破れない、どこかの国の兵士のようなものだ。

 

しかし、誰もそれを咎められない。

ルパン三世の変装も、オートミールの生地も、本家にひけを取らない素晴らしいものなのだ。

口の中で広がるそれは、大の大人を満足させるに違いないもので、僕はその美味しさに浸る他なかった。

すなわちその姿は、銭形警部と呼ばざるを得ないだろう。

 

ルパンを捕まえたと思ったら、変装だったり。

本物のピザだと思ったら、オートミールだったり。

ルパンに手錠かけたと思ったら、何かよく分からない警備員だったり。

本物のチャーハンだと思ったら、オートミールだったり。

 

とは言うものの、銭形警部はたくさんの実績を残しているが、僕には何もない。

僕みたいな人間は一度、目を覚ますようなモンキーパンチを喰らった方がいいのかもしれない。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。