妻のおうち時間〜おやつ④〜

妻のおうち時間〜おやつ④〜

ダイエットダイエット言っているが、そこまでストイックにやっているかと言われればそうでもない。

「絶対に痩せて、あいつを見返してやるんだからっ」や「バキバキボディになって、この夏を楽しんでみせるゼッ」などの気持ちは皆無で、どちらかと言えば「長生きが…したいです…」といった切ない三井寿スタンスで望んでいる。

以前のように、なかなか運動がし辛くなっている今、反比例するように増えていく食事量と体重に危機感を覚えた中でのダイエット決行。

 

現状が落ち着くまでに、おうちトレーニングと食事を変えて体重を戻す。

体重も状況もまた元に戻ったら、たくさん食べてたくさん運動する。

 

これくらいの軽い意気込みでのダイエットだが、妻はオートミールやキヌアの料理を楽しんでくれている為、思いの外、ダイエットにハマっている僕たちなのである。

  

 

と、ここまでが言い訳です。

妻がバスクチーズケーキを作ってくれたのなら、何もかもを投げ捨て食べるべきなのだ。

体重?

反比例?

危機感?

そんなものは枯れ葉を集めて芋と一緒に燃やしたるわい!

勢いそのままに、バスクチーズケーキを口に運ぶ。

 

「美味しい………」

 

久しぶりのガッツリ甘味。

骨の髄まで染み渡るとはこういうことを言うのか。

嘘でも冗談でもなく、バスクチーズケーキの美味しさが全身に行き渡った瞬間、目の前にお花畑が広がりました。本当なんです。

 

それほどの威力が、このバスクチーズケーキにはある。

 

サクサクの生地を割れば出てくる、チーズの豊かな風味。

プリンのように柔らかく仕上がっているそれは、瞬く間に僕を制圧する。

 

バスクチーズケーキに挽きたてのコーヒーを合わせちゃったりしてみたら、それはそれは至福の時間が流れるのであった。

 

「これ、ワンホール食べたい…」

 

そう呟く妻に、僕は激しく同意する。

こんな美味しいバスクチーズケーキだったら、ワンホールどころかツーでもスリーでもいけてしまう。

 

しかし、長生きと少し先にある楽しい時間の為に、バスクチーズケーキは「1日1ピース」と決まったのであった。

 

 

僕がバスクチーズケーキを連呼している理由は、何度言っても「バスク”ド”チーズケーキ」と間違えてしまうので、忘れない為に連呼しておりました。申し訳ございませんでした。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。