4/25(土)たこ焼きパーティー

4/25(土)たこ焼きパーティー

昨晩から、今日の予定は決まっていた。

「たこ焼きパーティー」と。

それ即ち、いつも以上に僕の仕事はない。

 

たこ焼きの調理において、妻の右に出るものはいない。

 

粉の配分。

焼く時のくるくるテクニック。

ソースやマヨネーズのかけ具合。

 

どれを取っても僕の出番はない。

じゃあ、どうするか。

 

じっとしておこう。

  

盛り付けが豪快(すみませんカッコつけましたガサツ)なお刺身を除き、全ては妻が瞬く間に揃えてくれた。

その手際の良さは「実家銀だこ?」と疑いをかけたくなるほど。

そんな僕を横目に、妻は粉を流し込んだ。

さすがにこのままで申し訳ないと感じた僕は、焼き場担当の妻に「半分やらせてください」と懇願し、分担を半分に分けてもらうことに。

写真の奥が妻。

手前が僕。

 

この写真からも分かる通り、妻が八個回し終えた時、僕は一個も回せてないのです。

不甲斐ない、不器用、不必要。

三つの不を獲得した僕は、大人しくソースのキャップを開けた。

「フレンチ料理店のたこ焼き?」

上の句と下の句に違和感を覚えるが、第一印象はそんな感想だった。

たこ焼きすらも美しく輝かす。

妻のメークアップテクニックは凄まじいものがある。

そしてもちろんその味も…。

 

「うめぇ……………」

 

妻が喜ぶ最上級の褒め言葉。

「お店の味」

この言葉が互いに飛び交うほどの美味しさ。

 

テンプレートのような羅列になるが、外はカリッ、中はフワッといった食感が第五感を飛び超えて第六感をも突き刺す。

たこ焼き大好きっ子の妻も、大満足の表情で食べ進めている。

もうこうなったら、たこ焼きおかわり祭り開催だ。

何個食べても変わらぬ「うめぇ……………」が止まらない(妻は「美味しい……………」と言っています)

この瞬間の幸せを噛みしめるように、二人でゆっくりとその味を楽しむ。

  

しかし、無限のように感じていたたこ焼きも、そろそろ終わりが見えてきた。

悲しい気持ちもあるが、それ以上に大きな充実感に包まれている。

 

「あー、美味しかった。ここで寝られたら最高だけど、夜眠れなくなっちゃうから我慢しないとね」

そう言って笑う妻の瞳に、昼下がりの太陽が映り込んでいた。

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16:51現在。

妻、爆睡中。

可愛い。

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妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。