4/17(金)お昼ご飯 イカとキノコのパスタ

4/17(金)お昼ご飯 イカとキノコのパスタ

昨晩、ご飯も食べてまどろんでいると、妻が何やら動き始めた。

ポーチから何かを出し、収納棚から何かを出していた。

そして何やら手を動かしている。

何やかんやでその行動の意味が判明した。

ネイル。

僕は何度も「マニキュアじゃないの?」と確認したが、断固として「ネイル」との返事が返ってきた。

マニキュアを諦めた僕は、何故ネイルをしたのかと尋ねると「日々の生活に彩りを出す為」との返事が返ってきた。

 

「お洒落は足元から」なんて言葉があるが、また新しい言葉がこのとき生まれた。

「幸せは爪先から」

いや

「幸せは妻先から」

   

翌日、ネイルを落とした妻がランチに選んだのはイカとキノコのパスタ。

家にあるものだけで、まあよくこんな洒落たものを作れるもんだと、つくづく関心してしまう。

しかし、洒落と味は別物。

海原雄山の心持ちでパスタを口に運ぶ。

 

「あぁ…美味しい………」

 

ニンニクが効いたパンチのある味付けに、イカの出汁が隙間を埋めるように広がる。

そこにキノコの風味も加わって、我が家に大きな嵐を巻き起こした。

つまるところ何が言いたいかと言うと…。

 

パスタ史上ナンバーワンの作品が、本日誕生。

 

「トマト缶がないけどイカはあるから、シーフード系のパスタでも良い?」

そう妻に言われてから、ぼんやりと「こういうパスタが食べたいなあ」という偶像が僕の中であった。

それは妻には伝えていない。

しかし、その偶像が、現実のものとしてここに生まれた。

 

また別日にクリーム系のパスタを食べたら、ランキングは変動する可能性は大いにあるが、このパスタを味わった瞬間の感動は間違いなく今までにないものだった。

  

妻と二人、「これ本当美味しいね」と同じ文言を繰り返す。

 

美味しいものを食べて「美味しい」と言い合う。

 

妻の爪から彩りはなくなっていたが、僕の毎日はいつもと変わらず鮮彩なものだった。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。