3/27(金)お昼ご飯 ユッケジャンクッパ

3/27(金)お昼ご飯 ユッケジャンクッパ

僕は元々、メールやラインで絵文字等は使わない硬派な男だった。

なんだったら、その硬派な部分にナルシズムを感じていたくらいだ。

「世間はチャラついた絵文字やら顔文字やら使っているが、俺は違う」

そんなことを思いながら、松竹梅をグイッと飲み干す。

これぞまさに漢。

 

それから数年後。

 

今じゃ絵文字顔文字スタンプの連打連打。

挙げ句の果てには「ココちゃん」の絵文字とスタンプも購入。

「あっ!ココちゃんの新しい絵文字が出てる!」

そんな情報を見ながら、ピニャコラーダをちょびちょびと飲む。

これぞまさに妻の影響。

 

どちらが良いか悪いかは分からないが、後者の方が楽しいことは間違いない。

 

妻に送るスタンプを選びながら、午前中を乗り切る。

何もない部屋に閉じ込められ、「今日のお昼ご飯はなんでしょう?正解が出るまで家に帰れません」と謎のゲームが開始されたら、僕は一生そこから出られないだろう。

 

「ユッケジャンクッパは、焼肉屋さんで食べるもの」

 

その先入観が植えつけられている僕にとって、今日のお昼ご飯は想定外なものだった。

それと同時に、ユッケジャンクッパを食べられる喜びの大きさは、これも想定外なものだった。

 

スープの中に佇むご飯と具材。

生唾を飲み込み、ユッケジャンクッパに喰らいつく。

  

「うめぇ………」

  

夕ご飯もこれが食べたい。

真っ先にそう思うほど、僕は既にユッケジャンクッパの虜になっていた。

 

まず、しっかりとした辛さがある。

ヒーヒー言いながら食べ進めていると、内から溢れ出るコクや、お肉や野菜の出汁がじんわりと広がる。

一口、二口、三口とスピードは上がっていく。

 

いやぁ、これは美味い。

 

季節外れの流れ出る汗は、僕がユッケジャンクッパに夢中になっている証拠だろう。

僕、美味、汗。

今、この三つが部屋を占拠している。

その部屋の中で、ユッケジャンクッパを貪り、汗は流れ、舌は辛さでやられている。

男臭い環境の中で、僕が思うことはただ一つ。

 

「ピニャコラーダ飲みたーい」

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

 

・まとめの一言

美味しかった。