3/18(水)お昼ご飯 牛丼

3/18(水)お昼ご飯 牛丼

あれが美味しいね、これが美味しいねと話しながら食べる夕ご飯。

ご馳走が出されている訳ではないが、「美味しい」が飛び交う食卓は良いものだとしみじみ思う。

人生の走馬灯には出てこないかもしれないが、この積み重ねが日々の充実感に繋がるのではないか感じる一方、その積み重ねを当たり前や退屈と思ってしまう人もいるのかもしれない。

今の僕はそうではないが、数年後、十数年後、数十年後はどうなっているのだろう。

 

数年後、妻と子供と食べる夕ご飯。

十数年後、妻と反抗期の子供と食べる夕ご飯。

数十年後、改めて妻と二人で食べる夕ご飯。

 

こりゃあ、楽しい人生になりそうだぜ!

 

能天気に、午前中を乗り切る。

わっぱ弁当同様、妻が用意してくれたお昼ご飯は食べる直前までメニューは分からない。

ラックの上に用意されたお椀。

一体、何が入っているのか…。

見てしまおうか…。

 

ここ最近は、この煩悩との戦いが続いている。

人生は戦いだ、なんて言葉を耳にしたことがあるが、まさか妻が作るお昼ご飯で実感するとは。

その戦いを今日も勝ち抜いたご褒美が、牛丼である。

これがあるからやめられないと、生唾を飲み込んだ後に牛丼に喰らいつく。

 

「うめぇ………」

 

牛、玉ねぎ、米、紅ショウガ。

この四つだけでどれだけ幸せな時間を過ごせることか。 

満面の笑みを浮かべながら、牛丼を喰らい続ける。 

その様は「まだまだ若いもんには負けちゃあおりませんよ」と言わんばかりのガッツきよう。

 

しかし、それだけ食べてもお椀の中にはまだたくさんの牛丼が残っている。

 

僕の頬を、一筋の涙が伝う。

 

まだ、食べられる…!

その事実が僕の気持ちも胃袋を躍動させる。

 

がむしゃらに食べ続けながらも、僕は思う。

 

「うめぇ!」

こりゃあ、楽しい人生になりそうだぜ!

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。