3/13(金)夕ご飯 うどん じゃがいもチヂミ

3/13(金)夕ご飯 うどん じゃがいもチヂミ

妻の帰りが早く、僕の仕事が長引いた夜は、夕ご飯の準備は妻主導となる。

 

お昼ご飯:妻。

夕ご飯:僕。

 

この序列が崩壊することになり、妻への負担が増えてしまうが、妻の手料理が食べられることへの喜びに甘えることにしよう。

 

仕事を終え、ちょっとしたおつかいを済ませた僕は妻と合流。

 

同じタイミングで自宅に戻り、夕ご飯の準備に取りかかる。

 

妻と僕。

そのスピードの違いたるや、レーシングカーと徒歩(松葉杖付き)くらいの差がある。

 

松葉杖の使い方に悪戦苦闘していると、すべてが完成されていた。

お見事としか言いようがない。

「たまご真ん中にできなくてごめんね」

その謝罪が、無力な僕の心を締め付ける。

何も出来なかったボケ(僕、の変換ミスですが、ちょうど該当する為そのままでいきます)は、「いただきます」と四方八方に頭を下げ、じゃがいもチヂミを口に運ぶ。

 

「美味しい………」

 

そば処 あんどうさん直伝の渾身の逸品は、大人二人を唸らすには充分の説得力があった。

じゃがいものまろやかさとコクが凝縮されており、ポン酢の味付けはそれを邪魔することなく側にいる。

そしてここで、驚愕の事実が妻から告げられた。

「豚肉入れてないんだよね」

そんな訳はない。この満足感は豚肉あってこそだ。

そう確信して、隅々までじゃがいもチヂミを見る。

 

ない…。

 

「特ホウ王国」で「くりまたすみ」を見て以来の衝撃が、僕を襲った。

豚肉が入っていないのに、このボリュームと美味しさ。

妻の料理は、どこまで進化を遂げるのか。

ネバネバうどんと豚汁も、その美味しさは底が見えないものだった。 

 

底が見えない美味しさは、すぐそこにある底抜けの幸せを、底意地の悪い僕に届けてくれた。

そこらで思い出したのは、明日はホワイトデー。素行の良い妻の気分を損ねないよう、そごうへお返しを買いにいこう。

 

満足です。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。