3/11(水)夕ご飯 手羽先パーティー

3/11(水)夕ご飯 手羽先パーティー

先日の手羽先を食べ終えた後、僕たちは「次の休前日は手羽先パーティーだね」と誓った。

そして今日、その時がやってきた。

妻が前日から仕込んでくれた手羽先をオーブンに入れ、焼き上がるのを待つ。

その間にサラダを用意し、グラスを冷やして準備万端。

 

部屋中に広がる、食欲をそそる香り。

我慢ならずにオーブンを開けると、それはもう黄金郷のような景色が待っていた。

キンキンに冷えたグラスで乾杯し、ビールを流し込む。

 

言葉は、ない。幸せは、ある。

 

下地ができた体は、手羽先を求めていた。

一つを手に取り、かぶりつく。

 

「うめぇ……………」

 

その圧倒的な美味しさを堪能した後、再びビールを流し込むと、この世のものとは思えない満ち足りた何かがやってきた。

手羽先とビール、最強の二人と呼べる。

 

妻が仕込んでくれた手羽先の前回と違う点は、ニンニクが組み込まれていることだ。

ニンニクのパンチが効いたその味は、食べれば食べるほどに虜になっていく。

あっという間に一皿目を食べ終わると、おかわりがやってきた。

今度の手羽先は、生姜の風味が随所に登場し、何個食べても飽きない味付け。

これもまたビールとの相性も抜群。

 

そして今回、一番の感動は「カニスタイル」で手羽先を味わった瞬間だ。

手羽先をひねったところ、奇跡的に骨だけが取れて、カニの足を食べる時のような状態になったことから生まれた「カニスタイル」。

手羽先を手に取り、骨がなくなった手羽中を口に運ぶ。

 

妻と二人、顔を見合わせる。

 

もはや僕たちに怖いものはない。

スーパーマリオでいう「スター状態」になった僕たちは、一心不乱に手羽先を喰らう、喰らう、喰らう。

 

そして、大きな充実感に包まれた妻が、嬉しそうに提案する。

「今度、手羽先でホームパーティー開きたいね」

思わず頷きそうになってしまったが、手羽先を貪る僕の姿を客観視した結果、あまりにもお粗末だった為、妻の言葉は宙に消えた。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。