2/28(金)お昼ご飯 サンドイッチ お味噌汁

2/28(金)お昼ご飯 サンドイッチ お味噌汁

日曜まで日帰りの出張が続く中、今日から朝早くの出発に。

僕は妻に言う。

「朝は適当に食べるから、寝てていいよ」

妻は僕に返す。

「私は起きる」

その眼差しからは、ダイヤモンドのように固い意志が感じられた。

 

自分も仕事なのにも関わらず、一緒に早起きして朝ご飯とお弁当を用意してくれる妻の優しさ。

 

金田一先生、「ありがとう」以上の言葉を作ってください。

 

いや、他力本願はよろしくない。

僕に出来ることは、ありったけの「ありがとう」を伝えることと、仕事を頑張ることだ。

あとは、洗濯物(特にTシャツ)を綺麗に畳むことができれば、及第点に近づけるかもしれない。

 

畳み方のおさらいをしながら、午前中を乗り切る。

風呂敷を開く。

当初は、昨晩の焼肉の残りを使い、「焼肉弁当」を考えていた。

しかし、妻田一先生は気が付く。

「チンできる場所ないよね?そしたらご飯がパサついちゃうな…。それにお肉の脂もあるし…」

少しの沈黙が流れる。

それを破ったのは、もちろん妻。

「サンドイッチにしよう」

 

英断と呼べる妻の言葉を背に、たまごサンドを頬張る。

 

美味しい………。

 

妻が作るたまごサンドの良い所は、優しいだけじゃない。

絶妙な塩梅の塩胡椒が、退屈というものを破棄させる。

雲のようにふわふわしたマイルドな味わいの中から、稲妻のように光る塩胡椒のアクセント。

まさに飴と鞭といった味わいに、僕は貪るようにたまごサンドに喰らいつく。

こうなると、もう止められない。

一心不乱に一個目のたまごサンドを食べ終わり、続いてハムレタス。

安定感抜群の美味しさは、僕を加速させるには持ってこい。

今の僕なら、「サンドイッチ早食い選手権」でも上位に食い込めるかもしれない。

そんな事を考えた瞬間、お味噌汁が目に入る。

 

「急いで食べたら、妻ちゃんが悲しむよ」

お味噌汁は、優しく僕を諭してくれた。

 

妻ちゃん、サンドイッチちゃん、ごめんよ。

美味しさのあまり、無我夢中になってしまったよ。ちゃんとゆっくり味わって食べるね。

そして、それに気付かせてくれたお味噌汁君、ありがとう。

お味噌汁は僕に言う。

「次また同じ失敗したら、マルコメくんみたいに丸坊主にしちゃうよ。お味噌汁だけにね!」

お味噌汁君…。

君のお味噌は、ハナマルキなんだ…。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。