1/15(水)お昼ご飯 おにぎり

1/15(水)お昼ご飯 おにぎり

出勤前、妻に「今日の夕ご飯何がいい?」と聞くことが多い。

しかしよくよく考えればそんな質問をできるほど、僕は夕ご飯の手札を持ち合わせていない。

カラオケで「残り十分です」の電話の後に「好きなだけ歌っていいよ」とマイクを渡しているようなものだ。

よく分からない例えはさておき、このままではいけないと感じた僕は眉間に皺を寄せながら帰路へ。

道中、どこからかシチューの香りがやってきた。

「これだ!」

駆け足で自宅に到着すると、冷蔵庫の中を駆け手で確認。

鶏肉、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、ブロッコリー。

そして妻がストックで買っておいてくれたシチューのルー。

「できる!」

具材はあるが、腕前はない!
人生初めてのシチュー作り、一体どうなるのか!?
次回、ヒゲメガネ料理道 第二話「水溶き片栗粉を使ってもいいのかな…?」
絶対調べろよな!

クラシルを見ながら、午前中を乗り切る。

風呂敷を開く。

たまらないぜ。

こんなにおっきい(大きいではなくおっけい)おにぎりが3個も。

僕の中のやんちゃ坊主が飛び出しそうになる。

丁寧にラップを剥がし、一番左のおにぎりを頬張る。

 

うめぇ………。

 

香り豊かな海苔の後には、幸せの塊とも言えるお米たち。

仮にこれが具なしだったとしても、僕は何の不満を抱かない。

もちろん、具なしの訳はないが。

「チーズおかか」

妻のおばあちゃんから代々引き継がれる、妻家の鉄板おにぎり。

チーズの濃厚な旨味とおかかの絶妙な塩っ気が、おにぎりの具として最高の働きを見せる。

四番バッターで言えば満塁ホームラン。

フォワードで言えばハットトリック。

映画監督で言えばグラミー賞。

チーズおかかの働きには、誰も文句をつけられないだろう。

 

しかし、おにぎりの中はチーズおかかだけではなかった。

「梅干し」

これは僕の祖母から代々引き継がれる、鉄板の梅干しだ。

まさにこれ以上ない塩梅が、チーズおかかとの相性も抜群。

その美味しさは、お互いのおばあちゃんが談笑しているような温もりを与えてくれる。

おにぎりって、ストーリーがあるなあ。

 

そう思いながら食べる焼売は、昨日僕がチンしすぎて余らせた物。

 

浅いストーリーだなあ。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。