1/10(金)お昼ご飯 コロッケ

1/10(金)お昼ご飯 コロッケ

今朝、僕の何気ない一言で妻が笑顔になった。

それだけで僕は、とてつもなく大きな力を手に入れたような気がした。

 

妻の笑顔を守るためなら、僕はきっと何でもできる。

 

凄く男前な事を思ってしまったが、どことなく違和感が。

あぁ、分かった。

これ、坂口健太郎さんが車のCMで言ってたやつだ。

通りで素敵な言葉。声に出して言いたくなる。

思い切って、妻の聞こえないように小さく呟く。

「君の笑顔を守るためなら、僕はきっと何でもできる」

うーん、かっこいい。

今なら良い表情しているのではないかと、鏡を見る。

 

塩顔を通り越して塩分過多でむくんだような僕がいた。

むくみを抑えながら、午前中を乗り切る。

わっぱ弁当に蓋を開ける。

妻の大好物、コロッケ。

コロッケがお弁当や食卓に出るたびに、妻が嬉しそうにコロッケを買っている姿が目に浮かぶ。

コロッケを作ってくださっている、全国のコロッケ職人の皆様へ感謝申し上げます。

この短い文章の間に5回も「コロッケ」が出てしまったが、まずは卵焼きから頂こう。

見た目からして、いつもと違うことは予測がついている。

心躍らせながら、口に運ぶ。

 

美味しい………。

 

まず躍動を見せたのはネギ。

ふんわりと優しい卵焼きの中で、シャキシャキとしたアクセントが秀逸。

「私、優しいだけじゃなくってよ」

いつもの天使のような卵焼きが、小悪魔の一面を見せる。

これはこれでたまらない。

しかし次にやってきたのは、まろやかなカニカマ。

その風味が、いつも以上の癒しを届けてくれる。

「ほら、こっちに来なさい」

甘美な卵焼きの言葉に、僕はみるみる骨抜きとなる。

卵焼きに翻弄されるお昼ご飯。

 

悪くない。

 

さらに妻が買ったコロッケ。

 

悪くない。

いや、とても美味しい。

そして間違いなく言える事は、妻のお弁当は塩分過多なんかではないということだ。

味だけでなく、健康にも気を使ってくれてありがとう。

 

しかしそうなってくると、僕の顔のむくみは塩分ではなく、元々の顔面ということになってしまうが、お弁当が美味しいのでチャラです。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。