12/20(金)夕ご飯 エスニック

12/20(金)夕ご飯 エスニック

仕事を終え、妻が待つ家に向かう。

いつもであれば、夕ご飯を楽しみに足早に帰るが、今日の足取りは重い。

そうと言うのも、最近お疲れ気味の妻に休日くらいはゆっくり休んで欲しかった。

もっと言えば、僕が家に帰って夕ご飯を作るつもりでいた。

しかし妻は、夕ご飯を作って待ってくれると言うのだ。

「簡単な物しか作れないけどごめんね」

その言葉を信じた僕は、またしても騙されるであった。

「簡単」

① 物事が単純で、理解や扱いが容易であるさま。  「 -な機械」  「 -な問題」  「 -明瞭」

② 時間や手数のかからないさま。てがる。  「昼食を-に済ます」  「彼は-に承知してくれた」 

出典 三省堂

どう考えても、この料理はこの二項に該当しない。

「今日はエスニック風にしてみました」

妻にとって、エスニックは簡単のジャンルにカテゴライズされるのか。

若干の恐怖と大いなる尊敬と感謝を抱きながら、カオマンガイを口に運ぶ。

うめえ………。

 

鶏ガラの風味が瞬く間に口に広がる。

その風味を感じながら、柔らかい鶏肉とご飯を堪能。

この味、大好物です。

そしてこのカオマンガイと、レバニラのエスニック風炒めが合うこと合うこと。

カオマンガイの味付けを薄めに作った妻。

それは濃いレバニラとの相性を考えてのこと。

妻のそんな作戦は、ズバリ的中。

濃厚なレバニラを味わった後、カオマンガイをかき込むと、一週間の疲れがあっという間に吹き飛ぶほどの美味しさが僕を襲う。

その隙を見て来襲してきたアンチョビのマッシュポテト。

マッシュポテトのまろやかさにアンチョビの塩気。

僕はもはやノックアウト寸前。

追い打ちをかけるように、ブロッコリーとトマトのフレッシュアタック。

しかしここで力水ならぬレモン水の投入。

息を吹き返した僕の目の前に現れたのは、それら全てを見守る妻の笑顔。

 

僕、完全ノックアウト

 

妻にとって僕を負かすことなど、「簡単」なことなのだろう。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。