12/11(水)夕ご飯 おでん お寿司 アップルパイ

12/11(水)夕ご飯 おでん お寿司 アップルパイ

(続き)

仕事を終えて会社を出ると、突然の強い雨。

最近鞄を入れ替え、折り畳み傘を持っていなかったが、僕には関係ない。

走って帰るからだ。

一ミリも濡れずに帰宅。

「ただいま」

「おかえり」

幸せのキャッチボールを交わした先に待っていたのは、桃源郷だった。

ここ数日の、僕が食べたい物ランキングのツートップ。

「おでん」「お寿司」

まさか同じ日に、まさか家で食べられるなんて。

感動を覚えながら大根を口に運ぶ。

美味しい………。

染みに染みた大根は、夜風に打たれて冷え切った体に染み渡る。湯気までも食べたくなるほど、お出汁がしっかり効いている。

優しくほのかに甘いはんぺんは、まさに妻のよう。口当たりが良いところも、人当たりが良い妻と一緒だ。

さらにはこんにゃくや卵だけでなく、お手製の餅巾着まで用意されてしまったら、おでん屋さんは商売上がったりだろう。

それは、お寿司屋さんも同様だ。

ブリの旨味を最大限に引き出した包丁さばき。そして塩梅抜群の酢飯。

ひとたび口に放り込めば、日本に生まれて良かったと、いや、妻と結婚して良かったと思えるような美味しさが直撃する。

全てを食べ終え一息つくと、妻の頬が緩んでいた。

これは何かある。

そう思った矢先、桃源郷は広がりを見せた。

デザートに手作りのアップルパイ。

有り難みを感じながら、ゆっくり食べようとしましたが無理でした。

瞬殺。

だって美味しいんだもの。

Q「今日の夕ご飯はなんだろか?」

A「おでんとお寿司。デザートにアップルパイ」

僕の胃袋と脳は、あっという間にオーバーヒートした。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。