12/10(火)お昼ご飯 海苔弁当

12/10(火)お昼ご飯 海苔弁当

僕には悩みがある。

後ろ向きなブルーハーツみたいなスタートになってしまったが、僕は悩みを抱えている。

その悩みというのは
「妻から「んー」を引き出せていない」ことだ。

妻は美味しい物を食べた時、「んー」と言うのだが(詳しくはこちら
ここ最近の夕ご飯で全くそれを聞けていない。

危機感を覚えた僕は先日、気合いを入れてキムチ鍋を作った。
美味しくなる方法を念入りに調べて、一工程一工程を丁寧に行ない、帰宅した妻と万全の状態でキムチ鍋を囲む。

そして、一口食べた妻は―。


「うん、美味しい」


負けた…。

後がなくなった僕は、驚くべき手段に打って出る。

僕「あんま美味しくない?」

まさかの直談判。

妻「えっ?なんで?すごい美味しいよ?」

僕「いや、最近「んー」が出ないから…」

妻「考えすぎ」


なんと言われようと、僕は妻の「んー」が聞きたいのだ。


妻の「んー」を巡る、あくなき挑戦は続く―。


クラシルを見ながら、午前中を乗り切る。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

今日の僕は、厳しめに吟味する。

妻から「んー」を引き出せない八つ当たりで、そう決めていた。

しかし、まず見た目から美しい海苔弁当にその意思は揺らぐ。

いや、男たるもの、二言はない。

丹田に力を込め、眉間にしわを寄せて、海苔弁当を口に運ぶ。

んー、美味しい………。

僕のゴムまりのような意思など、妻のお弁当の前ではなす術なし。

香ばしい海苔とかつお節がふんだんに散りばめられたその味は、お弁当屋さんで食べるそれを遥かに凌駕する。

僕は白旗を掲げながら「幸せ…」と呟かざるを得ない。

そして、海苔弁当に卵焼きとウィンナーを添える妻。

僕が妻の担任の先生だったら、花丸満点をあげたい。

さらに、友人母直伝の芋のレモン煮の存在感も抜群。

何をどこから食べても美味しい。そして、楽しい。

妻のお弁当、料理にはそれだけの力がある。

僕はまだまだ妻に及ばないが、出来ることから始めよう。

そう決めた僕は、土井善晴先生をフォローした。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。