12/6(金)お昼ご飯 生姜焼き

12/6(金)お昼ご飯 生姜焼き


僕は朝が弱い。

以前も書いたが、その弱さは年々増しているような気がする。

もし僕が戦国武将だった場合、朝方に合戦が行われてしまったら即白旗だ。

戦国武将ではないにしろ、いつの時代も戦いは起きる。
日々起こる様々な争いを乗り切る為にも、朝起きてからの始動が大切である。

朝雑魚人間の僕一人だったら、始動に失敗し、その後は見るも無残の結果になるはずだ。

しかし、僕の隣にはスーパー朝強人間の妻がいる。

朝ご飯やお弁当を手際よく用意してくれて、起きてもなお目が開く気配のない僕に活を入れてくれる。

そのおかげで、家を出る頃には戦闘態勢万端だ。

こうして文字に起こすと改めて感じる妻の偉大さ。
もし妻が戦国武将だった場合、即天下統一だろう。

天下統一と言えば、信長家康秀吉の人間性を表した一句があるが、妻の場合はこうだろう。

「起きぬなら 弁当なしよ ヒゲメガネ」


これからはスッと起きます。


目ギンギンで午前中を乗り切る。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

昨晩は友人夫婦と食事をした為、いつもより遅い帰宅に。

「明日のお昼は買ってもらってもいい?」

そう言って床に就いたはずなのに、完璧に用意されたわっぱ弁当。

またしても僕は一本取られてしまったが、元から勝ち目はないので、晴れ晴れとした気持ちで生姜焼きに喰らいつく。

うめぇ………。

お弁当がないと思っていた状態を0%だとすると、生姜焼きを堪能している今は、120%だ。

0から120。

妻が作る生姜焼きは恐ろしいほどの力を持っている。

豚肉の良さを最大限に引き出しているタレは、噛むほどにその美味しさが染み渡る。

朝の短い時間に仕上げた物とは思えない。

もしかすると妻は、冷蔵庫のどこかに「生姜焼きのストック」を隠しているのかもしれない。

もしそれが出てきたら、可愛い。

もしそれが無かったら、すごい。

胃も心も掴まれた僕は、卵焼きを口に運ぶとその安定の美味しさにため息が漏れる。

生姜焼きと卵焼き。

振り返ってみれば、なんと素敵な組み合わせ。

「今日、お弁当ないと思ってるんだろうなあ」

妻がそう考えながら、にんまりとした顔でお弁当を用意してくれたと思うと、僕は無性に早く帰りたくなってしまった。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。