11/28(木)お昼ご飯 おにぎらず

11/28(木)お昼ご飯 おにぎらず

先日出席した友人夫婦の結婚式の引き出物が、カタログから選べるタイプの物だった。

二人で何にするか決めていると、妻が目を輝かせながら、それでいて申し訳なさそうにカタログを指した。

綺麗な爪の先には、「卵焼き用のフライパン」が記されていた。

以前から何度も購入を検討していたが、何故か巡りあわせが悪く、妻の手元に届くことはなかった。

しかし、このタイミングは絶好と言えるだろう。

二つ返事で了承し、先日その物は届いた。

クリスマスプレゼントにシルバニアファミリーのお家を買ってもらった子供のような目をしながら、卵焼きを調理する妻。
(クリスマスプレゼントに悩まれている方はこちら!→http://tsumameshi0225.com/2019/11/23/post-879/
そんな妻が作る卵焼きだ。輝かしいに決まっている。


芸術点、満点。

妻の笑顔、満点。

卵焼き一つでここまで温かい気持ちになれる。

その多幸感に、思わず涙がこぼれ嗚咽してしまう。

エッグエッグと。


卵だけに。


ロークオリティな急展開に凍りつきながらも、午前中を乗り切る。

風呂敷を開く。

卵焼きを作り上げた妻は、返す刀で海苔とご飯を用意した。

本来であればお弁当の中身は内緒なのだが、ここまで来たら最後まで見届けたいのが人間の心情。
妻がおにぎりを作る姿をこの目に焼き付けよう。

海苔にご飯を乗せる。

具材を入れる。

丸める。

切る。

終了。

「あっ、おにぎらず?」

妻は少しだけ、口角を上げた。


その笑顔が最高のおかずとなり、僕はおにぎらずを頬張る。


うめえ………。


まず、海苔の爽やかな香りが漂う。
それに続くは雑穀米の奥深い甘み。
するとすぐに、じゃこの風味が上乗せされる。

ふと視線を落とすと、卵焼きが視界に入る。

もちろん、口に運ぶ。


あぁ…。美味しい………。


昨晩の調理風景を見た上で食べる卵焼き。
「ありがとう」が最高のスパイスとなる。

おにぎらずと卵焼き。

最高のエッグ、もとい、タッグがここに誕生。

「ちょっと待ってくれよ」
そう言わんばかりのウインナーとブロッコリー。

これは失礼しましたと、一つ詫びてそれぞれ頂戴する。

うめぇ…。

どれもこれも、本当に美味しい。

妻のお弁当は、いつでも僕を「裏切らず」だ。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。