11/15(金)お昼ご飯 唐揚げ

11/15(金)お昼ご飯 唐揚げ

今日お休みの妻は、学生時代の親友とランチするとのこと。

前夜からウキウキの妻の勢いは、今朝になっても、とどまることを知らない。

いつものように僕よりも早く起きて、朝ごはんとお弁当の準備。
寝惚け眼、寝癖凄男の僕を横目に、ブーストがかかった妻は洗濯物も回す。そして干す。

全てを終えてからランチに向かおうとする妻の姿勢に感動しながらも、机の上に用意されたおにぎりを見る。

「今日はお弁当休んじゃおうかなって思ったけど、なんとか用意しました」

休んでよお。

そう言いかけたが、せっかく用意してくれたので「ありがとう」と伝えて鞄に入れた。

二人で一緒に家を出ると、空は妻の休日を祝うように雲一つない。

妻がランチを満喫している姿を想像しただけで、僕の足取りは若干軽くなった。

肩こりは重くなりながら、午前中を乗り切る。

風呂敷を開ける。

やられた。

「なんとか用意しました」

この言葉を聞いた時、今日は軽めのお弁当を用意しているんだと、僕は思った。

しかしこれは、妻の罠だった。

なんと妻は、あの慌ただしい朝に唐揚げ作ってくれていたのだ。
現在、我が家に冷凍の唐揚げはない。

なんと妻は、あの慌ただしい朝に唐揚げ作ってくれていたのだ。
昨晩、妻は僕よりも先に寝ていた。

なんと妻は、あの慌ただしい朝に唐揚げ作ってくれていたのだ。
これをサプライズと呼ばずになんと呼ぶ。

半ば呆然としながらも、唐揚げを口に運ぶ。

うっめぇ………。

柔らかい鶏肉にはしっかりと味付けされているので、ソースいらずの仕上がり。
噛むほどに広がる唐揚げの旨み。

最強のおかずを手に入れた僕は、モンゴルの草原よりも広く口を開いて、おにぎりを頬張る。

もはや言葉がない。

なにせ、唐揚げとおにぎりだ。僕の陳腐な言葉など不要である。

唐揚げ一個に対し、おにぎり一個のペースで食べ進める。そして、最後のおにぎりにたどり着いた時、驚愕の事実が僕に降りかかる。

なんと、おにぎり三個に対し、唐揚げは四個入っていたのだ。
ということは、唐揚げ二個をおかずにして、最後のおにぎりを食べられる。

2019/11/15。僕は今日、人生のピークを迎えた。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。