11/6(水)お昼ご飯 鶏の照り焼き

11/6(水)お昼ご飯 鶏の照り焼き

妻は今日も、お弁当を作ってくれている。

もちろん「いつもありがとう」と思ってはいるが、それ以上に思うことがある。

妻は毎日、何を考えながら、何を想いながらお弁当を作ってくれているのか。

気分が良い日もあれば、悪い日もあるはずだ。
僕のことを「大好き!」と思う日もあれば、「こいつ、またいるよ…」と思う日もあるはずだ。

にも関わらず、妻のお弁当に波はない。
晴れでも雨でも曇りでも、気分が良くても悪くても、妻のお弁当はいつも美味しい。

この偉業は日が経つにつれ、更に輝きを増すのだろう。

それらを肌と舌で感じられる僕は、なかなかの幸せ者なのかもしれない。
今日のお弁当も妻に感謝しながら、厳かに、しめやかに頂こう。

 

お上品に、午前中を乗り切る。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

 

うまそー!!!

えー!なにこれ!?

めっちゃうまそう!

厳かに頂く?無理無理無理無理!しめやかに頂く?無理無理無理無理!

もう食べる前から言いまーす!

 

うめぇ………。

 

それでは早速頂きまーす!

 

うっめぇ………。

 

「近年、盤石の一位を守り続けていたガパオライスの牙城を揺るがす逸材が、彗星の如く現れた」

明日のスポーツ紙の一面は、これで決まりだ。
そう言い切れる程、センセーショナルな美味しさが僕を襲った。

鶏むね肉とは思えない柔らかいお肉を頬張れば、じわっと広がる旨味とタレ。
一個だけでも延々とご飯をかき込めるが、皆さん見てください。広い野原のように広がる、たくさんの鶏肉を。

「いっぱいある」

この安心感があるだけで、満足度は大きく変わる。

 

さらに間に敷き詰められたキャベツは、細部に渡ってタレと絡み合っている。これだけでもご馳走と呼べる。

そして、全てはこの時の為にあったのかもしれない。温泉卵のお出ましだ。

寒くなってきた今だからこそ出せる、温泉卵。こういった一手間や気遣いが、心に沁みる。

 

感謝の意を込めて黄身を割ると、お弁当が黄金色に包まれる。

ここから先はもう…。僕の表現力が追いつきません。

 

妻はこれからも、僕の想像を遥かに超えるお弁当を作ってくれるだろう。

それらを肌と舌で感じられる僕は、やっぱりなかなかの幸せ者なのかもしれない。

 

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。