11/1(金)お昼ご飯 生姜焼き

11/1(金)お昼ご飯 生姜焼き

僕は顔が長い。

交友関係に長けている人の事を、顔が広いというような比喩表現があるが、僕の場合はそのまま受け取って頂きたい。

その分と言ってはおかしいが、妻は顔が小さい。

当案件については、生まれ持ったものなので特に何とも思っていなかったのだが、今朝、顔を洗っている時にふと思う。

「俺の方が水使ってる?」

顔が長いということは面積が広いということ。
顔が小さいということは面積が狭いということ。

妻よりも顔面の面積が広い僕は、広範囲に渡って顔を洗う必要がある。
そうなると、顔を洗う時の水分量も変わってくる。

一人暮らしの洗濯機と、相撲部屋の洗濯機くらい、使う水分量は違うはずだ。

もし、これを妻に言ったら「そんな変わらないよ」と言うだろう。確かに一日だけ見ればそんなに変わらないかもしれない。

しかしこれが、一週間、一か月、一年、十年と経った時、その差は歴然となる。

この悲しい推測から何が言いたいかというと、「何気ないところでも、なにかしら迷惑をかけてる」ということだ。

今後、妻に何か言いたい事があったとしても「あっ、でも俺の方が水使ってるんだよな」と思えば大抵のことは許せるはず。
人に文句を言う前に、まずは自分を振り返ることが大切なのかもしれない。

顔が長いおかげで、僕はまた一つ学ぶことができたのであった。

今のところ、顔が長くて良かったことはこれだけです。

指は短いことに落胆しながら、午前中を乗り切る。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

これまた今朝の話になるが、二人でテレビを見ている時、お肉のCMを見た僕は「豚肉食べたいなあ」と呟いた。

すると妻は、東京フレンドパークの「クイズ!ボディ&ブレイン」の時の関口宏と渡辺正行のように「豚肉が食べたい?」と繰り返した。

僕はその圧に思わず「う、うん」としか返答できなかったが、こういうことだったのか。

心地よい敗北感を味わいながら、生姜焼きを口に運ぶ。

うめえ………。

生姜焼きって、なんでこんなに美味しいのでしょうか。
もとい、妻の生姜焼きって、なんでこんなに美味しいのでしょうか。

柔らかい豚肉に、妻特製のタレが沁み渡る。

そのタレは、豚肉だけでなく、ご飯やキャベツにまで浸透している。

豚肉だけ食べても良。ご飯だけ食べても良し。キャベツだけ食べても良し。
全てをかき込めば、尚良し。

そんな状態に現れるゆで卵は、もはやボーナスステージだ。

絶妙なゆで加減と塩加減。

ゆで卵って、もとい、妻のゆで卵って、なんでこんなに美味しいのでしょうか。

美味しいお弁当を毎日食べられる喜び。

これを味わえるのなら、どれだけ顔の長かろうと、小さい問題に思える。

妻よ、ありがとう。

そしてまだ見ぬ僕の子供よ、妻似であってくれ。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。