10/29(火)お昼ご飯 牛丼

10/29(火)お昼ご飯 牛丼

妻は会議の為、いつもよりも早く家を出た。

それ即ち、一人の出勤だ。

幾度となくこの場面に遭遇しているが、やはり慣れない。

ここで自分を振り返る。

僕はこんなに弱い人間だったか?

かつての僕は、つららのように鋭く、つららのように冷たい男だった。
血を血で洗うような生活を繰り返していたロンリーウルフ。

触る物みな傷つけ、視界に入ったものは全てあっ、もうこのブログは妻も見るから嘘がすぐバレる。

だらだらと書き綴ってしまったが、僕が言いたい事は一つ。

一人の出勤の時、雨多っ…。

靴下を乾かしながら、午前中を乗り切る。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

今日の朝、風呂敷に包まれたわっぱ弁当の上にスプーンが置いてあった。
名探偵僕は妻に告げる。

「スプーンが置いてあるってことは、今日はオムライスかな?」

悔しそうにうなだれる妻。勝ち誇る僕。

そして、今。

恥ずかしっ。

赤面しながら、牛丼に喰らいつく。

うめぇ………。

久しぶりの牛丼ではあるが、僕の舌はその味を鮮明に覚えていた。

しっかりと味が染み込んだ牛は、一切れかじるだけで無限にご飯を食べられそうな程の重厚感。
意識しないと牛のみ余ってしまいそうになるので、僕は全神経を張り巡らせながら食べ進める。

ということは、一口味わうだけで、全神経に「うめぇ………」が駆け巡る。
しんなりとなった玉ねぎも、その甘味を喰らう度に「うめぇ………」が駆け巡る。
そして、つゆが染みたご飯。もちろん、「うめぇ………」が縦横無尽に駆け巡る。

さらに右半分を彩る卵焼き、トマト、レタス。

これがあるとないとでは大違いだ。

毎度のことながら、目でも、鼻でも、口でも美味しい妻のお弁当。

こんなお弁当を味わっていることを、ひと昔前の拳でしか語り合えずに狂犬と呼ばれて僕に教えてあー、嘘ってすぐバレるんだったー。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。