8/14(水)お昼ご飯 牛丼

8/14(水)お昼ご飯 牛丼

「出来るだけ冷房は付けずに、この夏を乗り切りたいね」

そんな二人の願いも虚しく、暑さに屈服し、冷房に頼る日々。
なんだか心苦しい。

そうと言うのも僕は、冷房を付ける度、罪悪感に苛まれてしまう人間なのだ。
冷房を付ける際には必ず「ごめんなさい…」と方向の定まっていない謝罪を心の中で行なっている。

なんとなく気になったので、妻が冷房を付ける瞬間を見てみる。
その顔には、深い悔恨が刻み込まれていた。

可愛い。

「エアコンくらい気軽に付ければいいのに」と言いたいところだが、とても気持ちが分かるので、口をつぐまざるを得ない。

涼しい部屋で、眉間にしわを寄せる大人二人。

一番可哀想なのは、エアコンだ。

電車や会社の冷房には特段罪悪感を覚えぬまま、午前中を乗り切る。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

牛丼!

最近、プルコギ丼に後塵を拝していた牛丼が、ここにきって復活を遂げた。

久しぶりの登板。さぞかし気合いが入っているだろう。
袖をまくり、牛丼に喰らいつく。

うっめぇ………。

プルコギ丼の緻密な味付けも言うことないが、牛丼の「直球ど真ん中ストライク」な味付けもたまらない。

牛、玉ねぎ、つゆだく。

このシンプルさ。
しかし、その味わいは奥深い。

食べれば食べるほど、深みにはまっていく。その様はまさに蟻地獄。
いや、地獄なんて言葉は使いたくない。

言うなればこれは、僕天国だ。

そんな僕天国に、紅生姜という天使が舞い降りる。

あぁ…パトラッシュ…僕はもう疲れ知らずだよ…。

困惑するパトラを横目に、牛丼に貪りつく。
そんな最中、脳裏に妻の顔が思い浮かぶ。

あぁ、会いたい。
よし、パトラッシュ!そうと決まれば、妻を求めて三千里だ!

※パトラッシュはフランダースの犬でした。申し訳ございません。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。