7/30(火)お昼ご飯 鶏の照り焼き

7/30(火)お昼ご飯 鶏の照り焼き

梅雨も明け、暴力的な日差しが僕たちを襲う。
自然の力には、到底かなわない。

僕はそう諦めていた。

しかし、妻は違った。

「これ使って」

差し出した手の平には、バンダナが一枚。

「ありがとう」

全貌を把握しないまま受け取ると、全身に冷気が宿る。
バンダナで、保冷剤を包んでいるのだ。

「これを首に巻いて歩けば、少しは良くなるんじゃない?」

妻の言いつけ通り、それを首に巻いて歩く。

あぁ、快適。

暑さを諸共せずに、軽やかに歩く僕たち
感謝を告げようと、妻を見る。

赤いバンダナをスカーフのように巻いている。
その姿が、昭和の大女優のように美しい。

せっかく下がった体温が、また上がってしまった。

水がぶ飲みしながら、午前中を乗り切る。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

昨晩、冷蔵庫を開けた時に、タレに漬けられていた鶏肉を確認。

今日のお昼ご飯だったら嬉しいな。そんなことを考えていた矢先の登場。

真っ先に鶏肉にかぶりつく。

うめえ……。

しっかりと漬け込んだ成果が、しっかりと出ている。
噛むほどに広がる、和の風味。そして、赤子の肌のように柔らかい鶏肉。
午前中の疲れが、青空に吸い込まれていく。

鶏肉をおかずにご飯をかき込むと、あさりの佃煮が現れる。
これがまぁ美味しいんだ。お義母さん、ありがとうございます。

そして、安心安全の卵焼き。
今日は一つしかないので、いつも以上にゆっくり大切に噛み締める。

そうすることで伝わる、風味、旨味、優しさ。

人間も同じだろう。抱き締めることで伝わる、愛、思いやり、優しさ。

僕たち人間は、深い愛を求め長い人生という旅にあっ絶対この話まとめられない。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

ごちそうさまでした。