7/5(金)お昼ご飯 ガパオライス

7/5(金)お昼ご飯 ガパオライス

土曜日に友人夫婦をお呼びして、ホームパーティーを行うことに。

ホームパーティーなんて言うと、背中がむず痒くなってしまうが、要は飲もう食べようの会である。

おもてなし上手の妻は色々考えているようで、「今日の夜にパンの仕込みをしな
くちゃ」と必要な物をおさらいしていた。

あの出来立てパンが出てきたら、友人夫婦はさぞ喜ぶだろう。
それを想像すると、自然と胸が張っていく。

しかし、勘違いしてはいけない。

妻が凄いのであって、僕は何者でもない。

妻がパンを膨らませているとき、僕は西加奈子先生の「サラバ!」を読んで、期待に胸を膨らませていた。

僕はただ、妻と西加奈子先生に楽しまさせて頂いてるだけなのだ。

友人夫婦に妻の出来立てパンが褒められた時、僕がすべきことは、胸を張ることではない。

熱々のパンを切り分けて、皆様に配ることだ。

言わば黒子。

妻の為に、立派な黒子になろうではないか!

レーザーで除去されませんように。

パンの上手な切り方を調べながら午前中を乗り切る。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

よっしゃ。

挙動は小さく、しかし気持ちは大きくガッツポーズ。

もはや王者の品格すら漂うガパオライス。
一週間を締めくくるお昼ご飯にふさわしいメニューに、僕はたまらず喰らいつく。

うめえよお……。

何度食べても同じ感動を味わえる。

そして、同じ感動を味わえることにまた新たな感動を覚える。

ということは、感動に感動が上乗せされているので、このガパオライスは毎回感動のハイスコアを叩き出していることになる。

はい。

ごちゃごちゃ言う前に食べます。

しかし、鶏ひき肉がこんなに美味しい物ということを僕は知らなかった。
いや、この場合、知ろうとしていなかったという言葉が正解だろう。

前略おふくろ様。ごめんなさい。

母への贖罪と妻への感謝の気持ちを込めて、一所懸命にガパオライスを喰らう。

口の中に広がる鶏ひき肉のジューシーさがたまらない。

そして仕上げに、半熟卵にスプーンを落とす。
毎度この辺りから、記憶が薄くなっていく。

圧倒的な美味というのは、海馬に影響を及ぼすようだ。

例え、どんなに記憶がなくなっていっても、妻のお弁当を食べて思うこの言葉は忘れないだろう。

「嬉しい」「美味しい」「大好き」

ドリカム?

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言
美味しかった。