6/29(土)お昼ご飯 ガパオライス

6/29(土)お昼ご飯 ガパオライス

昨晩も、お馴染みの会話が繰り広げられていた。

妻「明日お弁当いる?」※妻:仕事、僕:休みの時は、必ず尋ねてくれる。
僕「あっ、もし余裕あったらお願いしてもいいかな?無理しないでいいからね」※本当は1200%作って欲しい
妻「分かった。そうしたら、明日はあれにしようかな…」

ん?
あれ?

その言葉に反応しないほど、鈍感ではない。
そして「あれってなに?」と聞くほど野暮でない。

つまり、何もわからない。

もやもやとワクワクを兼ね備えたまま、朝を迎える。

朝食を食べ、妻を駅まで送った後、もう気が気ではない。

何をやろうにも、お弁当が気になり、集中できない。
ええい。少し早いが、もうお弁当を食べてしまえ。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

僕は一人静かに、拳を突き上げた。
お弁当ランキング1位(暫定)のガパオライス。

溢れ出る涎を抑えながら、慣れた手つきで目玉焼きを避難させる。
そして、ライスを豪快に喰らいつく。

「うっめぇ……」

ひとりごちた後、シンプルな疑問にぶち当たる。

何故こんなに美味しいのか?

その答えを探す。

肉々しさ満点の鶏ひき肉が一番の要因?それとも、程よい苦味と確かな食感の赤パプリカが立役者?もしくは、エスニック満載のソースが幅を利かせてる?

正解は、その全てを牛耳っている「妻」だ。

妻が作るガパオライスの美味しさは、どんな人にも勇気と元気を与えてくれるはず。次回の、石原軍団の炊き出しに、是非参加させて頂きたい。

完食する勢いで食べ進めるが、目玉焼きの存在を思い出し、急ブレーキ。

目玉焼きと妻に詫びて、黄身にスプーンを落とす。
黄身が絡んだライス。

素敵な短編小説のタイトルのようなそれを、口に運ぶ。

グルメ界の芥川賞、受賞。(とっても美味しいということ)

もうお弁当ランキングどころか、全食事ランキングで一位といっても過言ではない程のガパオライス。

しかし、これから先の人生、妻の美味しい手料理にもっともっと出会えると思う。

果たして、僕の鼓動が止む時に、一番美味しかったと思う料理は何になるのか。
知りたいような、知りたくないような。

いやぁ、人生って本当にいいもんですねえ。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言美味しかった。