6/12(水)お昼ご飯 ガパオライス

6/12(水)お昼ご飯 ガパオライス

無性にお腹が空いている。

朝ご飯もしっかり食べたし、ブレイクダンスなどの激しい動きをした訳でもない。
にも関わらず、腹の虫がノンストップで鳴り響いている。

理由は分からないが、とにかくお腹が空いている。

そのような状態だと、お昼ご飯がいつも以上に待ち遠しくなる。

時計を見ては「まだ10時…」

時計を見ては「まだ10時10分…」

時計を見ては「まだ10時12分…」

このままではいかん。

一旦、過去のお弁当の写真を見て、気持ちを落ち着かせよう。

美味しそう……。

腹の虫が8ビートでドラムを叩く。

いかんいかん。

そもそも、お腹が空いている時にお弁当の写真なんか見たら、余計にお腹が空くに決まっている。
普通に考えれば分かることだが、空腹のあまり、思考回路が短絡してしまっている。

こうなったら腹をくくるしかない。

何も考えずに、ただただ仕事に没頭するだけだ。

仕事仕事仕事。

お腹すい…仕事仕事仕事。

おな…仕事仕事妻仕事妻。

仕事仕事妻妻妻妻妻妻妻。

最終的には妻に支配されたが、なんとか午前中を乗り切る。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

ガパオライス。

やっぱり口に出して言いたい。

ガパオライス。

極限の空腹状態にガパオライス。
なんという僥倖。

例えるならこれは……。

いや、とにかく食べよう。

目玉焼きを一時避難し、ライスを口に運ぶ。

うめえ……。

たくさんの鶏ひき肉が、口の中を縦横無尽に駆け回る。
噛むほどに広がるジューシーな旨味が、僕のお腹にガツンと響く。

赤パプリカの程よい苦みが、ガパオライスの躍進に一役買っている。
これがないと、少し物足りなさを感じてしまいそうな程だ。

さらに、エスニックな味付けが、僕の食欲を無限のものとする。

タレが絡まったお米を豪快にかき込む。

はぁ……うめえ………。

世界幸福度ランキングの個人戦が開かれたら、今の僕はトップ10入りするだろう。

そして、最後の締めくくりに取り掛かる。

目玉焼きを取り寄せ、黄身にスプーンを落とす。

見事な半熟。
妻の半熟力には脅かされるばかり。

半熟の黄身が絡まったガパオライス。

もはや、僕の陳腐な言葉など不要だろう。

ガパオライス。
お弁当ランキング、堂々の第一位です。

と言いたいところだが、極限の空腹状態という有利な状況ではあるので、暫定1位。
(追い風参考記録的な)

よし。
満腹となったことだし、これで午後の仕事も……。

眠りの虫が、バイオリンを奏でていた。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言
美味しかった