6/11(火)お昼ご飯 サンドイッチ

6/11(火)お昼ご飯 サンドイッチ

僕たちの家の近くには、高校がある。

毎朝駅に向かう道中では、多くの学生さんとすれ違う。

毎日歩いていると、なんとなく顔を覚えてくるので、すれ違う際には「おはよう」と心の中でつぶやいている。

しかし、僕たちが覚えているということは、学生さんたちも僕たちのことを認識している可能性がある。
一体、どのように認識されているのか。

怖いものなど何もない年頃だ。特に女子高生の恐ろしさたるや。
それはもう散々な言われようかもしれない。

A「あっ来た来た。いつもの夫婦」

B「奥さんは綺麗なのに、旦那やばくね?」

A「まじ顔面世紀末」

B「あれじゃね?山ちゃんと蒼井優的な?」

A「いや、山ちゃんみたいに背も高くないし、ボキャブラリーとか語彙力も欠落してそうだし、なんていうかそういう雰囲気だけ醸し出して、いざ蓋開けて見たらからっぽ、っていう一番しょぼいパターンじゃね?」

C「タピオカ飲みたーい」

何が悲しいって、どんな文章よりも、自分の悪口をスラスラ書いてしまっていることだ。

ただ、良くも悪くも、僕たちの事を覚えていてくれたら、こんなに嬉しいことはな
い。

10年後、社会人となった学生さんたちが、また新しい学生さんとすれ違った時に
「そういえば、毎朝すれ違っていたあの夫婦、元気かな」
なんてことを想ってくれたら、それだけで僕たちは温かい気持ちになれる。

そんな10年後を想い、僕は空に向けて強く願う。


禿げませんように禿げませんように禿げませんように禿げませんように……。


時より頭皮を撫でながら、午前中を乗り切る。

風呂敷を開く。

テンション上がるぅ!

昨晩、いつものように「明日はサンドイッチね」と告げられていたので、僕は浮かれ気分で今日を過ごしていた。

そしてまた今日も枠外にある、おまけの一個が可愛……
ん?なんかあるぞ?

ベビーチーズ(アーモンド入り)

妻のこういう可愛いところ、大好物です。

ベビチーをデザートに回し、アボカドたまごサンドを口に運ぶ。

美味しい……。

アボカドとたまごの相性の良さ。
分かっていたつもりではあるが、いざそれを味わうと、目をひん剥いて興奮してしまう。

味もさることながら、毎回新しい味に挑戦する妻の心意気よ。

現状維持を許さぬその姿勢。
敬礼。

お次は毎度おなじみのハムレタス。

しっとりハムとしゃきしゃきレタス。

毎度同じことを書いてしまうが、毎度美味しいので致し方ない。
毎日可愛い妻に、毎日「可愛い」と言ってしまうようなものだ。

そして今回は、パンがいつもと違う。

もちもちとした食感は、大きな雲に包まれているような感覚に陥る。
これはサンドイッチにとても合う。

そういえば、日曜日にOKストアで買い物をした際に
「このもっちりパンをサンドイッチにしたら、美味しそう」
と言っていた。

思い立ったら即行動の妻。
敬礼。

毎日、僕が飽きないように、色んなメニューを考えてくれる妻には、尊敬の念しか抱けない。
おそらく妻は、10年後も変わらずにお弁当を作ってくれているだろう。
それは、2人分かもしれないし、3人分かもしれない。もっと多いかもしれない。

10年後には色んな心配もあるが、とりあえず今は、楽しみの方が上回っている。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言
美味しかった。