4/30(火)朝ご飯 フレンチトースト

4/30(火)朝ご飯 フレンチトースト

前日は最高の夕ご飯を堪能し、興奮覚め切らぬまま起床。

外を見る。

雨。

一気に現実が押し寄せてくる。

元々はキャンプに行く予定だったので、今日のスケジュールは真っ白。

これで天気さえ良ければ、お出かけしたりキャッチボールしたり出来るのになあ、なんて思いつつも、そもそも天気良かったらキャンプに行ってるよなあ、なんて不毛な循環を繰り返す。

手持ち無沙汰になった僕は、キャンプ場の天気を確認する。

雨が降っているようだ。

少しの安堵感を抱えた自分が現れたが、実際にキャンプ場へ行っている方々がいる事を思い出し、大きな自己嫌悪に陥る。

「キャンプ場へ行っている方が、少しでも富士山を見れますように…」

心の中で強く念じ、リビングへ向かう。

いつものように妻が朝食の準備を進めてくれている。

先ほど、小さな自分を自覚したせいか、妻の顔を真っ直ぐ見られない。

こそこそと、机を拭く。

そうこうしているうちに、あっという間に完成。

「あっ。ちょっと待って」

ん?どうしたんだろう?

「いちごが一個あるだけで、違うよね?」

なんという美的センス。

妻ならではの繊細な感覚に、僕の心は晴れ間が覗く。

(いちごを乗せた後に「こっちのフレンチトーストの方が大きい」とお皿を変えてくれました。可愛い)

出来立てのフレンチトーストを口に運ぶ。

マイルド。

しっかりと牛乳が沁みたパンは、口の中で優しさがとめどなく溢れ出す。

僕の味覚に合わせ、砂糖を少なめにしてくれる心遣いが嬉しい。

小さな僕を、大きく包んでくれるその優しさに、僕は身を委ねる。

パリッと焼かれたハムも、朝のスタートにふさわしい。

ちょうど良い塩気が僕の体を起こしてくれる。

そして、シャキシャキのレタスで野菜を補充。

こんな新鮮なレタスならいくらでも食べられる。

農家の皆様と買ってくれた妻に感謝。

先に食べた終わった妻が僕に携帯の画面を見せる。

「キャンプ場、さっき富士山見えたみたい」

画面には雲の隙間から、顔を出す富士山の姿が。

僕はほっと胸をなでおろす。

不要な罪悪感が小さくなったのを確認し、いちごを摘む。

今日はどんな1日になるのか。

言えることはただ1つ。

雨が降り続ける限り、僕らは籠城するだろう。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。