4/29(月)夕ご飯 アジアン

4/29(月)夕ご飯 アジアン

続き(https://ameblo.jp/pomeranian0501/entry-12457939300.html

連休前、最後の仕事を終えた僕。

本来であれば、そのままキャンプへ行く予定だったのだが、悪天候の為、断念。

曇天した僕の気持ちが晴れ渡るには時間が掛かるだろう。

いつもならすぐに返信のある妻のラインも、今日はなかなか返ってこない。

僕はお天道様を見上げ、少し眉を細めた。

同じように楽しみにしていた妻の落胆の気持ちを慮ると、より落胆の念が大きくなる。

つくづく、自然の力には叶わないと実感。

最寄りから、とぼとぼと徒歩で帰宅。

ほんの少し残った力を振り絞り、ドアを開ける。

電気が消えている。

いや、僅かではあるが間接照明が点いているようだ。

リビングのドアを開ける。

無人のリビング。

気持ちよく流れるボサノバの音楽。

壁には大きく「HAPPY BIRTHDAY」のバルーン。

「お誕生日おめでとう」の言葉と共に現れる妻。

僕は一つ一つの状況をゆっくり理解を進める。

辿り着いた結論はこれだった。

「サプライズ」

キャンプの中止を決めた前夜、妻はとある事を思いついたそうだ。

「せっかくだから、お家で僕のお誕生日をお祝いしよう」

そこからは妻の独壇場だ。

休日だった妻は家事全般を済ませ、夕ご飯に必要な食材を買いにスーパーへ。

さらには「HAPPY BIRTHDAY」のバルーンを買い、リビングをサプライズ仕様に模様替え。

これらを行なっていた為、ラインの返事が遅かったとのこと。

全ての発想、行動が僕の涙腺を刺激する。

キャンプが中止になって良かった。現金ではあるが、そんな言葉が頭を過ぎった。

忘れないうちに、お天道様に深く頭を下げる。

そしてリビングに出揃った強者達。

デジャヴではあるが、パスポートいらずの世界旅行だ。

妻の説明を受けながら、パッタイを頂く。

あっ。これ、大好きだ。

麺類に目が無い僕にとって、「麺」というだけで心踊ってしまうのだが、

ピリッと辛い味付けが、さらに僕の気持ちを高揚させる。

独特の風味はあるが、それが僕には大ハマり。たくさん入ったもやしとの相性も抜群。

続いて頂くは、生春巻き。

僕も以前、生春巻きに挑戦したことがあるのだが、まあ作るのが難しい。

皮と皮がくっついたり、上手に巻けなかったり。

しかし、見て頂いて分かる通り、芸術点満点。

もちろん味=技術点も満点。

これも妻の母から直伝らしい。

この親子の素敵具合、底なしだ。

ライスとジャガイモとトマトソースに、マヨネーズを絡ませ、全てを丁寧に混ぜる。

これは、オーストラリアに留学経験のある妻が、コロンビア人の友人に教えてもらったブラジル料理とのこと(その為、名前は不明)

それを日本で食す。なんとも可笑しな話だ。

しかし、味は一つも可笑しいところはない。

ホクホクのジャガイモとトマトソースが絶妙にマッチし、マヨネーズが濃厚さをプラスしてくれる。

それらが交わったライスは、もう絶品の一言。

おかわり必須の一品、いや、逸品だ。

妻の得意料理、アヒージョも存在感を示す。

エリンギとたっぷり入ったニンニクは、そのまま食べてもよし、お酒のつまみにもよし。さらには、パンを油につけてもよし。

このアヒージョとかけまして、足利家、室町幕府第3代将軍と解きます。

その心は?

どちらも「よし三つ(義満)」

冷え切った空気を善処してくれるスープが身に沁みる。

トムヤンクンにクリーミーさが足された、この秀逸なスープの名前も不明。

最近、妻に料理の名前を聞きすぎて「何?日記でも付けてるの?」と怪しまれた為、質問できず。ぐぬぬ。

一通り食べた僕を見て、妻は「炭水化物が多くなっちゃってごめんね」と言ってくれたが、疲れ果てていた僕にとっては好都合も好都合。

そして何より、全て美味しいのだ。これが全てなのだ。

胃も心も大満足の僕。

そんな僕の前に大トリが登場。

そう。僕の名前はタカシです。

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。