4/12(金)お昼ご飯 オムライス

4/12(金)お昼ご飯 オムライス

今日は朝から仕事が立て込み、なんだかせわしない一日。

あれを終わらせたら次はこれ。
次を終わらせたらまた次はこれ。
また次を終わらせたらまたまた次はこれ。

なぞなぞの文面みたいになってしまったが、こんな一日も嫌いではない。

仕事に没頭できることの有難さを感じる。

なぜ、こんな気持ちになれるのか。

それは、今日のお昼ご飯が「オムライス」だからだ。

昨晩、妻が呟いた。

「明日オムライスにしようかなあ」

「おっいいね」

「あっ、聞こえちゃった?」

恐らく独り言のつもりだったのだろう。
そのボリュームでは容易にシェア出来てしまう。
可愛い。

そんなアクシデントを挟みつつの予告お弁当。

お弁当はオムライス。

この事実だけで僕はいくらでも頑張れる。

「男って単純ね」

そんな言葉が聞こえてきそうだが、問題無し。
シンプルイズベストなのだ。

バカボンのパパみたいになったが、仕事はなんとか落ち着き、お昼ご飯へ。

わっぱ弁当の蓋を開ける。

あまりの眩しさに目がくらむ。
それはまさに黄金の輝き。

そして恐らく妻はケチャップでハートを書いてくれたのだろう。
僕が朝、カバンを揺らしたばっかりに…。
改札に向かう階段の込み具合のばか!

妻に陳謝しながら、オムライスを口に運ぶ。

美味しい。

今すぐ走り出して、崖の上から咆哮したくなる。
体中満ち溢れる野生のエナジー。

ふわっふわの卵はもう信じられないくらいふわっふわ。
もう、想像していたふわっふわよりも遥かにふわっふわ。
せーの、ふわっふわ。

そしてその卵と合わせて食べるチキンライスがこれまた格別。
ひき肉と人参と玉ねぎが見事に調合し、旨味の進化が止まらない。

二つを合わせて食べる。

咆哮。

なんだこの味は。
なんだこの食感は
なんだこの満足感は。

戸惑う僕は妻が煮詰めた豆を食べる。

おいしいぃ。

落ち着きを取り戻した僕は、冷静と情熱のあいだで食べ続ける。
そしてあることを思う。

ライスを優しく包む卵のように、常に妻を優しく包み込む夫でありたいと。

オムライス一つでこんな気持ちになれる。

遠くから声が聞こえる。

「男で単純ね」

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言
美味しかった。