3/12(火)お昼ご飯 おにぎり

3/12(火)お昼ご飯 おにぎり

出張の振替休日となった今日。

昨晩妻からこう尋ねられた。

「明日休みだよね?」

「うん」

「お弁当ど」

「お願いします」

ちはやふるみたいな反射神経で答えたのには訳がある。

僕は今日、横浜市の中区役所に用事があった。

そしてその中区役所からほど近くにある、山下公園。

幸いにも予報は晴天。

マッハで用事を済ませ、晴天の山下公園で妻のお弁当を堪能する。

これが僕の野望だ。

そんな僕の野望など露程も知らない妻は、僕の即答に少々怯えていたが、今日の朝にはいつものわっぱ弁当が用意されていた。

休みの僕の分まで用意してくれていることに改めて感謝。

今日の夕ご飯は妻の大好物の唐揚げにしよう。できるかしら。

用事を済ませ、ルンルンで山下公園に向かう。

気分は、初めてランドセルを背負って学校に向かう小学校1年生だ。

平日の昼間にも関わらず、山下公園にはたくさんの人が訪れていた。

みんな穏やかな表情を浮かべ、思い思いにこの時間を楽しんでいる。

僕もその一員になるべく、ベンチに腰掛けた。

蓋を開けると、僕の目の前に広がる「ザ・お弁当」

お弁当の教科書があったら1Pに掲載されるであろうザ・模範。

友達100人と富士山の上で食べるおにぎりは間違いなくこれだろう。

具材はおかかと松前漬け。

どちらもおにぎりとの相性は抜群で、お互いにお互いの良さを引き出し合っている。

長年連れ添った校長と教頭のように、息ピッタリだ。あんまりピンと来ない例え。

妻が握ってくれたおにぎりにかぶりつく。気を抜くと涙が出てしまいそうな僥倖が押し寄せる。

そして、体の隅々まで妻の愛が行き渡る。僕は妻の愛と水分があれば生きていける。あとタンパク質。

ウインナー・卵焼きは思わず目を奪われてしまうほどの存在感。

この二つがあるだけでお弁当のグレードがグッと上がる。

ウインナーには最優秀助演男優賞、卵焼きには最優秀助演女優賞を贈呈したい。

……卵焼きは女優って感じしません?

そして、妻が作る卵焼きは本当にいつも美味しい。

僕の大好きなお出汁が効いていて、口当たりはほんわかと柔らかい。

「優しさ」という概念を食べているような錯覚に陥る。

大きなたくわんは僕のおばあちゃんがくれたもの。

これを僕も妻も愛してやまない。僕だけでなく、妻も好きでいてくれることが嬉しいのか、実家に帰るたびに用意してくれている。

おばあちゃん、ありがとう。

お弁当一つで、こんなにも色々な思いや優しさを感じることができる。

妻のお弁当は、たくさんの写真が詰まったアルバムのようだ。

やっぱり僕は友達100人ではなく、妻と二人でこのお弁当を食べたい。

BSO(ブロッコリーはさすがOKストア)

妻に感謝し、完食。ごちそうさまでした。

・まとめの一言

美味しかった。